食べられる庭推しの「花咲実る」ですが。
管理人の私は、自宅では猫4匹と猫にまみれた暮らしをしています。
要は生き物が好きなのです。
いや、でもやっぱり猫は特別かなぁ…。
さて、今回は、鍼灸師がやっている、我が家のにゃんこと愛を深めつつ、健康増進もはかっちゃえる撫で方のコツ3つをお伝えしたいと思います。
猫ちゃんとのリラックスタイム、仲良く一緒に過ごしたいのになぜか一緒になごんでくれない、そんなお悩みありませんか?
私もおうち猫たちとイマイチ仲良くなれない、そんな時期がありました。
そんなちょっとクールな関係を抜け出し、かなりの確率でハッピーなリラックスタイムを実現できた撫で方のコツを3つ、お伝えしたいともいます。
普段の生活での声かけをとにかくやさしく
撫で方のコツ、といいいながら、最初は撫でるコツではありませんw
結局は日常生活での関係性で信頼関係を築くことが大切です。
特にねこちゃんが望ましくない行動をとった時の声掛けはめちゃくちゃ大事です。
わが家では、以前は「こらー」とか「やめて!」など、つい強い調子で声をかけてしまう事がありました。
仮にも「氣」を取り扱う鍼灸師としてあるまじき行為だったと反省しています。
言霊という言葉もありますが、単に言葉だけでなく、その言葉をどんな「気持ち」で発しているか。人間と同じ言葉は話せない猫たちだからこそ、その「氣」を敏感に感じ取っているはず。
なので、ねこちゃんに困ったことをしてほしくないなぁ、というときには、その理由を説明するようにしました。
例えばこんな感じ。
カギのかかっている引き戸を、カギを壊しそうな勢いで開けようとする。
ちょっと困ったわが家のパワフルな黒猫・まめちゃんには
「まめちゃん、そのドアはね、今開かないよ。
無理やり開けたら、壊れちゃう。
壊れたら、修理しないといけなくなっちゃうんだよ。
そしたらね、お金がかかるの。
そしたらね、まめのごはんがね、そのうち買えなくなっちゃうかもしれない」
…お金の話をするせち辛い飼い主ですが。
なぜか、そうやって話しかけると、じーっと聞いてくれて、それ以上やらなくなるんですよね。
(とはいえ、またやられるし、イマイチ効果がない時もあるにはあります(;^_^A)
こうやってコミュニケーションをとる用になってから、爪を切ったりするときも、嫌がられることが少なくなり、毎日の注射(まめは糖尿病なのでインスリン注射をしています)も声掛けと、なでなでで楽勝です。
触られるのがあまり好きではない子に触れるときは手のひらではなく手の甲を使いましょう
手のひらをむけると、捕まえられるかもしれない、という警戒心を呼び起こされることがあります。
自由を愛する猫たち。その特性を尊重してあげるためにも、ちょっとした配慮をしてあげると、より信頼関係を築くことができるでしょう。
背骨の際の内臓につながるツボを意識しながら、なでつつ、ほめまくりましょう
人間同様、猫にもツボがあるとされています。
特に背骨のすぐ横には、内臓と繋がる「背部兪穴」というツボが並んでいます。
「肺兪」「心兪」「肝兪」「胆兪」「胃兪」「脾兪」「腎兪」「大腸兪」「小腸兪」「膀胱兪」
と内臓の名前が付いたツボが存在します。
なので、撫でるときはただ撫でるよりもそれらのツボを意識しながら撫でてあげてください。
それにより、あなたの「氣」が猫の内臓に届き、その働きをサポートしてくれる効果が期待できますよ。
手のひらで背骨の上を優しく撫でたり、時には指先で背骨の外側を撫でたり、嫌がらなければツボを意識しながら、かるーい圧で押してみると指圧的な効果も期待できます。
そしてその時忘れてほしくないのが、あなたの大事な家族である猫たちをほめたたえる言葉をかけること。
言葉には氣がある、と先ほども書きましたが、ここでもその氣の力を利用しましょう。
ちなみに私は、
「今日もかわいいねぇ、かっこいいねぇ、賢いねぇ、おもしろいねぇ、おなかのお肉がタプタプで気持ちいいねぇ、最高だねぇ」
など、思いつく限りの誉め言葉?をかけています。
そしてそうやって声をかけていると自然と、
「今日もごはん残さず食べてくれてありがとね、
今日も元気でいてくれてありがとね、
今日もいっしょにいてくれてありがとね」
と、なんだか自然に感謝の言葉も湧いてくるのです。
そう、猫たちは悲しいけれど、必ず私たち人間より、先にこの世から旅立ってしまう生き物です。
わが家の4頭の猫は上から18、15,11歳×2頭の全員シニア猫。
いつ何があってもおかしくない、と言えばおかしくない年齢です。
そんな猫たちが、今日も元気で、一緒に1日を過ごしてくれていることが、めちゃくちゃありがたいことだなぁ、と、毎晩幸せをかみしめています。
「今ここにあるしあわせ」
を毎晩感じられて、一番健康になっているのは実は私かもしれませんが、その「氣持ち」もきっと猫たちにも伝わって、お互い元気でいられるのでは、なんて思っています。
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