みなさんの健康で幸せな毎日に役立つ情報発信をこころがけるこのブログ。
今日は、我が家の健康でしあわせな暮らしに役立ってくれている、食材の宅配サービスについてのお話。
わが家では今から10年前、家族の病気(乳がん)をきっかけに、できるだけ農薬や化学肥料、添加物を使わないで作られたものを食べよう、と決意。

はじめはお米、味噌、醤油、野菜などの毎日のように食べる食材を気を付けて選ぶようにになりました。
その後、家畜の劣悪な飼育環境酷のことを知り(すべての家畜がそうと言うわけではありませんが)できるだけ生育環境に配慮した卵やお肉を買えるところを探しました。
結果、今のところお世話になっているのが、秋川牧園と、坂ノ途中、という食材の宅配サービスです。
とはいえ、こだわった食材を宅配してもらうって、お金がかかるんじゃないの?となかなかとっかかりにくい、と思われている方も多いと思うので、実際わが家がといりれてみて感じているメリットについてご紹介します。
買物の時間が減った

宅配で食材を購入する前は、当然ですが、全ての食材を近所のスーパーで買っていました。
決して裕福ではない我が家。
当然、できるだけ安い食材を求めて、あちこちのスーパーをはしごすることもしばしば。
食材の値段とにらめっこして、アレとコレでアレつくれるか、こっちの方が得か?と売り場で迷いまくり。
何かをカゴに入れては、やっぱりあっちにしようか、と売り場をひどいときには、3往復ぐらいすることもありました。
宅配で届くようになってからは、野菜売り場と肉売り場、調味料売り場は素通りできるようになり、買い物時間が格段に短くなり、楽になりました。
食材を腐らせることがなくなった
安いものを探し回っていると、安さに執着するあまり、お買い得なものがあると必要以上にたくさん買い込んでしまうこともしばしば。
結果的に使い切れずに腐らせてしまったりすることもしばしばでしたが、宅配の食材を利用するようになってからは、そうしたことも大幅に減りました。
調理の手間が減った

無農薬のお野菜や果物は、そうじゃないものと比べると、安心して皮ごと食べたりすることができます。そのため、料理の時に皮むきをする手間をカットできるようになりました。
あとは、添加物を使用しないでつくられた温めるだけで食べられる冷凍食品なんかもあって、忙しい時はそれで済ましたりすることもできるようになりました。
加工食品はとくに添加物が多いのですが、信頼できるところをみつけておくと、忙しいときには安心して頼ることができます。
食材を使い切る知恵がついた
スーパーで買う食材と比べると、一つ一つの単価はちょっぴりお高めな宅配の食材。
皮を向かなくても食べられるものはそのまま食べますが、私はどうしても玄米が消化できず、米粒のままトイレにさようなら(-_-;)していることが多かったので、これはさすがにもったいないなと思い、精米機を買って精米するようになりました。
精米するとうまれるのが大量の米ぬか。
捨てるのはもったいない。しかもこの米ぬかにこそ米の栄養が詰まっているといっても過言ではないのです!捨てるなんて論外!
そこでいろいろ調べて調べてみたところ、なんとこの米ぬかの活用法がすごくたくさんあることをしりました。
今では米ぬかを使って、お菓子やおかずを作るのが当たり前になりました。ぬかの方が米より先になくなることもしばしばです(笑)
食費はあまり変わらなかった
食材にこだわると、食費が上がるのではと心配していましたが、無駄なく使えるようになったことや、生かし切ることを覚えた結果として、我が家の食費全体はあまり変わりませんでした。
さすがに、生育環境に配慮して作られたお肉は高価なので、肉を食べる機会は減ったように思います。それでも食材を工夫することによってお肉じゃなくても、それに近い満足感が得られたり、その分ヘルシーだねぇと喜んだり、そうやって工夫する楽しみが、それに変わる満足感になっていってくれたように思います。
食材の金額の変動や、品薄に悩まされることが少ない
記憶に新しい令和の米騒動。米がスーパーから消え、ていることにテレビをみるまで気が付きませんでした。
それ以外でも、○○が高い、なんていう話題にも鈍感になりました。宅配で定期購入していると、一般の市場に出回っている物の価格変動に悩まされることが少なく、不安を感じることが少なく成りました。
気分がいい!

普通より単価の高い、少しこだわりの食材を取り入れることはある意味チャレンジでした。それで生活を回していけるのか、という不安もありましたが、家族の病気をきっかけに、よし、やってみよう、と気持ちを切り替え、どうせやるなら、たのしもう、と遊び感覚で新しい献立に挑戦したり、限られた予算の中で工夫しておいしいものを作るのは、新しい発見もあって結構楽しいです。
何より、自分の身体を作ってくれる食材が、安心安全なこと。ていねいに育てられていること、そして環境にも配慮されていることは、本当に気分がいい。
そういうことに取り組んでくれている、生産者さんや、企業から買い物をすることは、社会貢献にもつながる気がして、これまた気分がいい!
のでした。
と、この偉そうなことを書いていますが、すべての食材にこだわりきれているわけではありません。
今でもスーパーに買い物に行く事はありますし、外食は普通にします。いただいたものはなんでも大体喜んで食べます。ストイックな偉い先生からは怒られると思います。ただあまりにも「あれを食べてはいけない」「こんなものを食べなければいけない」と食べることに制限をかけすぎるのはストレスになり、ストレスはそれこそ万病のもとになるので、私は患者さんに、最初から無理な食事制限をお願いしないようにしています。
みなさんも、自分のできるところか、すこしずつ、気分のいい食卓づくりを始められると良いかと思います。
まずは毎日食べるお米から変えてみるのがおススメです。
その際、精米機をかって、米ぬかをたべることもお忘れなく~。
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