ここ数日、予定を詰め込み過ぎて、さすがにちょっと疲れがたまったので。
お友達のタイ古式マッサージを受けに行ってきました。
代わりに私は鍼灸マッサージの施術をプレゼント。
物々交換ならぬ、技技交換です。
で、タイ古式マッサージを受けていて、気が付きました。
「今、私の腰を押してるのは、足だよね?」
「うん、そうだよ」
「タイ古式マッサージって、タイの伝統医療だから、昔は王族の人にもやってたんだよね」
「うん、そうそう」
ここで私は、以前、鍼灸のセミナーで聞いた話を思いだしました。
「中国では、皇帝とか王族とか偉い人の体には、医者といえども、気安く触ることが出来なかったから、脈診が発達したんだよ」
と講師の先生が教えてくれたのです。
韓流時代劇などご覧になった方は見たことあるかもしれませんが。
昔の中国や韓国の医者は、鍼灸と漢方薬を使って治療をするのですが、その診察では脈をみたり、舌をみたり、と、確かにあまり身体直接触れることはないのです。
何を隠そう、私はこの脈をみて診察する「脈診」が大の苦手。
脈の種類だけでも30種類近い脈があり、名前を覚えるだけでも一苦労。
その脈の性状ともなると、書かれていることが意味不明なのです。
「盆の上を転がる玉のような脈」「ネギを抑えたような脈」「弦を抑えたような脈」
・・・ほかにもいろいろ。わかれというほうが無理がある。いや、私が勉強不足なだけなんですけどね。
話は戻って、タイ古式マッサージ。
こちらもタイの伝統医療、ということで、当然タイの王族にも施術されていたそうです。
「体に気安く触れられないから…」
とかいうレベルじゃない、身体への触れ具合。
完全なる足蹴です。
いやぁ、さすがにほほえみの国タイ。王族の懐の深さにと
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