今日はお金をかけず、プライスレスなしあわせを感じられた話です。
古民家にたくさんあった座布団だけど、そこにかけるカバーがない。でも古民家には布もたくさんある。布があるのに布製品である座布団カバーを買うのは、なんだか嫌だ。でも私には布から座布団カバーを作る技術はない。
と言うことで助けてくださいと、こんな記事を書きました。
するとほどなく助けてくれる人が現れて、古民家にきてくれました。
オーナーさんとも共通のお知り合いだったので、その日はお菓子を食べながら懐かしい話にも花が咲き、とても楽しい時間が過ごせました。
うへへ、座布団カバー買ってたらこのしあわせはなかったなぁ。
恥を忍んでブログやFacebookで助けてくださいとお願いして本当によかった。
もちろんおしゃべりしただけではなく、ちゃんと座布団カバーにすべく、古民家にたくさんあった布を検証。

結果的に布があるといっても、充分な大きさと素材的に座布団カバーに向く要素を兼ね備えた布は、実はそんなにたくさんはなかったのですが。その中からも工夫して組み合わせてくれて、布を預かって持って帰ってくれました。

そしてそれから時は流れ、秋。
私自身、座布団カバーを頼んでいたことを忘れることもしばしばありながら、ついに座布団カバーがついにやってきました。
ジャーン!

どうですか、めっちゃ可愛くないですか? こんなに素敵な座布団カバーができました。どこを探しても売っていないなんとありがたい世界に1つだけ(いや本当は3枚と2枚ずつあるけど)の座布団カバーです。
早速座布団にかぶせてみました

うん、座布団にかぶさるとなおさらかわいい。
この座布団は鍼灸院に置いてあります。
施術後はこの座布団を並べてお昼寝してもらうことも可能です。
世界に1つ(いや1組)だけの座布団カバーです。
そして、座布団カバーのお礼に私は施術をお返し。お互いの才能交換しあって、お互い幸せになれて、とても嬉しい経験ができました。
ついでにこの日は古民家のお茶室で、みんなでお遊びお茶会。

この素晴らしいお茶室はオーナーさんのお金のチカラの賜物ですが、それはそれでありがたく堪能。
そこでみんなでとらやのういろうをいただきながらの談笑は、また格別なものでした。
座布団カバーのおかげで、お友達と楽しくお茶会できちゃいました。
あぁ、ほんとに恥を忍んで、ブログやFacebookで
「座布団カバー作れないから作ってくれ」
って言ってよかったなぁ。
お金だけでなく、才能の循環をさせることで、お金を払う以上の価値が得られる、こんなこともあるんだなぁ、と思うと、ちょっと心にゆとりもうまれそうですね。
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