花粉の季節待ったただなか。
鍼灸師なら花粉症も鍼灸で治しなさいよ、と自分でツッコミつつ。
花粉症を鍼灸で治さない鍼灸師の言い訳ブログになることをご承知ください。
日本人の4割が花粉症らしいですね、私もその4割です。
鍼灸師の私、やっぱりなんとなく薬は飲みたくない。
ということで、毎年たよりにしているのは、こちらの商品。
和歌山県、北山村で発見された「じゃばら」と言う柑橘を粉末にした商品です。
このじゃばら粉末が花粉症の症状軽減に効果があるらしい、という噂。
私は何を隠そう、和歌山県出身。
地元和歌山の応援にもなって花粉症にも効果があるかも?と言われたら、買わないわけにはいきません。
試し始めて4シーズン目ですが、やっぱり食べると食べないとではなんとなくすっきり感が違います。
食べたからと言ってぴったりと症状が止まると言うような事はありませんが、食べないでいるよりは食べたほうが目の痒みや鼻づまりの感じが良くなる気がするのです。
ただ、まだ研究途中で、効果効能を語ることはできない、らしいので、あくまで「気がする」レベルのお話しで、つづけます。
ここからはちょっとだけ鍼灸っぽい切り口で、この食品が効くかもしれない理由について分析してみたいと思います。
先ほども申し上げましたが、じゃばらは柑橘です。
柑橘といえばみかん。
みかんを原料にした漢方薬があることをご存知でしょうか。
それが陳皮と言うみかんの皮を乾燥させたものです。
この効能を漢方の本で調べてみると
性味:辛味・苦味・温
帰経:脾・肺
効能:理気・化湿・化痰・止嘔・開胃
と書いてあります。
ちょっと聞きなれない言葉がならびますが。
簡単に言うと。
気のめぐりをよくして、身体の中の余分な水や、汚くなった水をきれいにし、吐き気をとめて、胃の働きをよくします、
という感じ。
花粉症の主な症状の鼻炎、は身体の中で水のめぐりがうまくいかなくなって、おしっこや汗ではなく、鼻水として出てしまっている状態、と言えるので。
身体の中の余分な水や汚くなった水をきれいにする
この作用で、水の流れをよくすることで、症状の軽減が期待できます。
気のめぐりをよくする
そもそも水のめぐりがうまくいかないのは、春に高ぶる「木の気」をもった「肝」の影響を受けていることが多いです。
肝は全身の気の流れをちょうせつしているので、これを助けてあげるために、
気のめぐりをよくすることも大切。
胃の働きをよくする
「木の気」の暴走でダメージを受けやすい胃を助けてあげるための「胃の働きをよくする」効能も大切
とこんな感じで、効果ありそうじゃないですか?
もちろん、陳皮とじゃばらは同じものではありませんが、なんとなーく、こんな切り口でサプリをえらんでみるのも、ありかなぁとおもいご紹介でした。
こんな商品もありますよー。
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