さっき食べたはずなのに、もう食べたい!ストレスのせいか最近やけに食べ過ぎてしまう。
そんなときの対処法をご提案。
ということで、今日の話題は、食べても食べてもお腹が減るとき、もしかしたらあなたの体の中ではこんなことが起こっているかもと言うお話。
やたらと食べすぎる状態を東洋医学的にみると
食べても食べてもお腹が減る。東洋医学ではその状態を
消穀善飢(しょうこくぜんき)いう言葉で表します。
穀物が消えてなくなり飢える、なんだか穏やかではない感じがしますね。
なぜ食べてもすぐに食べたくなるのか
きっかけは、食べ過ぎや熱性(身体を温める性質が強い)食物を多く食べたことにより、胃が過剰に働いてしまうことにあります。
たくさん食べ物が入ってきた時、私たちのそれを消化しようと一生懸命働いてくれます。
一生懸命働くと私たち人間は暑くなって、汗をかきますよね。
胃も全く同じで、一生懸命働くと熱くなってしまうんです。
胃が熱をもった状態を胃熱が溜まるといいます。
胃熱は、食べ過ぎたときだけではなく、辛いものや、牛肉など体を温める要素が強いものをにバランスが偏った食事を取った時にも発生します。またストレスがたまった時にも同様の状態になります(これはストレスとかかわる肝との関係性によります)
熱は活動を活発にする性質があります。
なので、この時、胃はたくさんの食べ物を消化するために、いつもよりもその働くスピードを上げている。
するといつもと同じ量を食べただけではすぐに消化してしまい、またすぐに食べたくなると言う現象が起こります。
これがすなわち食べても食べてもお腹が減る状態です。
まるで勝利でテンション上がったプロレスラーが、次の対戦相手を求めて「出てこいや!」と叫んでいるかのような状態。

もしくはめっちゃ頑張って仕事を成し遂げた新人さんが、後テンション高くなって「私、まだやれます!」となぞのやる気に満ちた状態、をイメージしてもらえばわかりやすいかと。

いやわかりにくい?(;^_^A
気を取り直して、プロレスラーや新人さんから、胃に話を戻しますね。
食べたいからといって食べ続けたらどうなる?
働きすぎて、消化スピードが速くなったせいで、お腹が空いている状態の胃に、空腹感をかんじたからといって、さらに食べ物を送り込むとどんなことが起こるでしょうか?
結局オーバーワークで疲れ果てて、その後使い物にならなくなると言うのは、なんとなく相当していただけるのではないでしょうか。

空腹感を感じた時にこころがけたいこと
そういうわけで、最近食べても食べてもお腹がすくなぁと思った時。
その前に食べ過ぎてしまったりとか、辛いものやお肉に偏りすぎた食事を食べてしまったななんて、心当たりがあるときは、お腹がすいたと言う欲求を一旦ぐっとこらえて、少し胃の働きが落ち着くのを待ってみることをお勧めします。
変なテンションで「私もっとやれるんです」みたいになってる頑張り屋さんの胃に、「いやいや、あんたちょっと働きすぎだよ」と休ませてあげるような、そんな優しい気持ちでお腹に語りかけてみてください。
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