素人が手作業でやってみてわかった、古家具のアップサイクルに必要な5つのアイテム

古民家活用

古民家にあった文机をアップサイクルして使うにあたり、必要だったもの、あってよかったと思ったもの、についてまとめます。

サンドペーパー


今回アップサイクルした文机は、天板の汚れがひどく、これを落とすためにはサンドペーパーが必要でした。サンドペーパーは、初めは数字の小さいものから始め、仕上げは数字の大きな細かい目のものを使用します。


今回ははじめに荒目の60番でかなり大きく激しめにガリガリと削っていきました。
それでも落ちない墨汁のシミや、深い傷はありましたが、ある程度納得いくまで削っていきます。


次に100番位の少し細めのものを使って、あらあらしく削れた面を整えていきます。

最後に140番のもう少し細かいサンドペーパーを使って仕上げました。


何せ途中ですでに妥協しているので、これで完璧と言うわけではありませんが、最初と比べるとずいぶんきれいになって、私的には納得の仕上がりになりました。

ゴム引き軍手


サンドペーパーを無心にかけていると、摩擦熱で手が熱くなります。
木屑も手につきます。
布の軍手は滑りやすいし、木屑も手袋の中に入ってきてしまいます。
手を守るためには、手にフィットするゴム引の軍手は必須です。

膝を守るクッション素材

磨きの作業は屋外でやります。
電動サンダーなどを使えば秒で終わるこの作業。
手作業でやるとなると、まあまあの気合と、まあまあの時間が必要です。
気合を入れてサンドペーパーをかける時、体を安定させるため、地面に膝をつく必要があります。この時、膝を守ってくれるクッションがあると安心です。
今回は古い畳があったのでその上で作業を始めたのですが、途中から畳がなくなってしまい、そのありがたみに気がつきました。

マスク

木をどんどん削っていくと、当然ながら細かい木の削りかすが出ます。これをそのままにして状態で削っていると、削りにくくなるので、適宜吹き飛ばしたり洗いおとしたりする必要があります。でも大変細かい木の削りかす。

意外とこれを吸い込んでむせたりすることもあります。

また体長年堆積した汚れ等が含まれたものですので、吸い込むとにも良いとは言えません。

作業はマスクをして臨むべきでした。

好きな塗料(柿渋がおススメ)

磨きの作業が終わったら、元の色味は削り落としてしまい、下の木の色が出てきます。
そのため元の色味とあう塗料が必要です。
今回、私はたまたま友達が自宅のリノベーションに使って余っていた柿渋をくれたので、それを使わせてもらいました。


柿渋を使ってみた感想は、非常に手軽と言う印象です。

水性なので、水で伸ばして何回か塗り重ねれば、最初こそ発色は悪いですが、徐々に良い色に発色してくれます。

自然素材のため、嫌な化学薬品臭はなく(塗っている時は、独特の発酵臭がありますが、乾くと匂いはなくなります)


水性塗料でなおかつ自然素材ということで、道具の洗浄もあまり気を使わずおこなえました。


外で塗装したのでマスキングなどもあまり気を使わず、比較的ラクチンでした。

以上、素人が完全で作業で、古家具をアップサイクルしてみてわかった必要アイテムでした。

古い家と共に、時を重ねた家具にしか出せない空気感があります。

でも家も家具も、時を重ねた分、汚れや傷を負っています。メンテナンスは大切ですね。

考えてみたらこれって身体も同じです。時を重ねて溜まった疲労、無理を重ねて傷んだ身体のメンテナンス。時を重ねた古民家と古家具のある花咲実る鍼灸院にぜひお越しくださいね。

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