なんにでも効く?お灸の始め方

身体のために出来ること

ここ数年、国営放送さんのお偉い方に東洋医学好きがいるのか?と鍼灸師界隈はざわめいていました。(最近の大河ドラマでも、わざわざ鍼をするシーンがあったり)

2024年、立てつづけに鍼灸を特集する番組が放送されました。

「東洋医学とはなにか?」「東洋医学を科学する」というタイトルが付いたその番組。

見てみて、鍼灸師の私、びっくり。

番組内では「足三里」と言うツボに刺激を与えると、どのような変化が体の中で起こっているのかという、科学的な研究結果が紹介されていました

その仕組みはこう

足三里に刺激を与えると感覚神経をとおって、脳に刺激が伝わる。
その刺激は今度は迷走神経と言う脳からでている神経の1つである自律神経に伝わり、最終的に腎臓の上にある副腎という臓器を刺激。すると副腎はドーパミンと言う神経伝達物質を血液中に放出。
ドーパミンは、抗炎症作用と言う炎症をしずめる役目も担っているため、血流に乗って、体の隅々に行き渡り体のあちこちで起こっている炎症をしずめてくれる。

なんということでしょう!

全身の炎症をしずめてくれる!?

これを聞いて、長年不思議だった、足三里のツボのあまりに多岐に渡る治療効果の謎が解けました。

私が学生時代にもらった、とある資料にかかれている足三里の適応症状が以下です

全身性の強壮の要穴・下肢の麻痺・足膝の腫れ、痛み・視力障碍・鼻中乾燥・鼻づまり・耳なり・口眼歪斜・のどの腫れ痛み・胃痛・腹張・嘔吐・腹鳴・下痢・腹痛・食欲不振・癇癪・便秘・動悸・咳嗽・息切・多痰・遺尿・小便不利・浮腫・産後血暈・暑病・脇腹のはり・黄疸・脚気・高血圧…などなど

ざっとみただけで、足の症状、眼の症状、鼻、耳、口、のど、お腹、便通、はたまた動悸、息切、泌尿器、などなど。

「なんでこんなにいろいろ効くねん?意味わからん」

私が東洋医学の壁にぶちあたったのは、この意味のわからなさでした。

まぁ、今なら、これこそが東洋医学的治療の真髄というか、気血水、経絡という東洋医学独特の考え方に基づく、ちゃんと根拠のある話だとはわかるのですが。

もはや、その効く理由が、東洋医学的な根拠ではなく、現代科学的にも解き明かされていたとは!

全然知らんかったー!!!(だって習ってない!はず!)

みなさん、全身性の炎症に効く、ってこれ、すごいことですよ。

何処に炎症があっても、まだ自分が気づいていなくても、効いてしまうんです。病気になる前に治してくれちゃうかも!なんです。

まさに未病治。これができるのが最高の医者、と東洋医学では説いています。

そんなすごい健康法、自分で使えるとしたらつかってみたくないですか?

ということで、「超初心者のためのお灸講座・はじめの一歩」という講座をやります、という宣伝でした。

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