手前味噌の手間を画期的に下げる裏技!?

皆様の健康で、幸せな暮らしの役に立つ情報発信を心がけているブログです。

健康な暮らしのお供、手作り発酵食品の代表と言えば、おみそですよね!
今日はおからと、豆乳で作るとっても手軽な手作り味噌のお話です。

先日、参加している地域であるものを活かしてサバイバルしよう!という趣旨で活動しているコミュニティのメンバーと味噌作りをしました。
(ちなみに鍼灸院の古民家のオーナーさんとの出会いも、このコミュニティです)

メンバーの1人、Aちゃんは、鍼灸院のある茨木市の北のほうの山地で、清阪terraceという「循環型有畜農業」をしている養鶏場の奥さんです。
そこの鶏たちは、いわゆる配合飼料ではなく、人間が食べるものを作った後に出る様々な食品廃棄物を、その季節ごとに合うように配合したものをもらっています。

清阪terraceの取り組みについて、私は迂闊に語れないほど素晴らしいので、知りたい方はコチラをごらんください↓

Just a moment...

さて、その食品廃棄物の中に、豆腐屋さんから出るおからがあります。

今回のお味噌作りは、そのおからを使って作るお手軽、おから味噌。

大きな声では言えませんが、鳥のごはんの上前をはねた、というわけなのです(笑)

しかし、おからと豆乳で味噌が作れるなんてほんまかいな?と

初めて聞いた時は思いました。

味噌作りと言えば、

乾燥大豆を一晩水に浸し、コトコト(もしくは圧力鍋で)柔らかく煮て、

豆をつぶし、

塩と麹を混ぜた塩切り麹を作って、

豆と丁寧に混ぜ合わせる。

そしてそれで味噌玉を作って、空気を抜くように容器の中に投げつけて丁寧に空気をぬき。

最後に酒粕や古い味噌で丁寧に蓋をする。

となかなか手間がかかるものなのです。

それがおからと豆乳を混ぜるだけで、工程の半分位を省略できるなんて、そんなうまい話が?


と思ったのですが、考えてみれば。

おから=豆乳の搾りかす
豆乳=大豆から絞った水分
という事は


おから+豆乳=大豆(いや、ちょっとちがうか?いや、でもほぼそうでしょ)

なんと!
気づかんかったー!
しかも、最も時間がかかる豆を潰すと言う工程が、
豆乳を絞ると言う工程によって既に終わっている、
それがおから。

これ考えた人天才やん、と疑い➡︎尊敬へ転換。

というわけで、今回教えてもらったレシピをご紹介します。

材料

おから500グラム
豆乳300ml
麹1キロ
塩250グラム

以上!

ちなみに
おからは乾燥からではなくしっとりしたタイプです。

あと麹はできれば生麹が望ましいそうですが、乾燥麹でも豆乳の量を増やすか、水で戻しておくとよいそうです。


①麹と塩をしっかり混ぜておいて、
②そこにおからと豆乳を投入(あ、ダジャレになってる)
③そこからは普通の味噌の仕込みと同じで、しっかり混ぜ合わせ、だんご状に丸め、容器の中に空気が抜けるようにぶつけていきます。
④とにかく空気に触れている部分からカビが発生しやすいので、ぎゅーぎゅーと中の空気を抜くようにしっかりと詰め、ラップを密着させたり、酒粕で蓋をしたり、それぞれお好みのやり方で結構です。

以上!

コツと言えば、味噌玉の硬さの調整、くらいではないかと。
分量通りだと、味噌玉が固くてぼろっとくずれる、という場合は、すこし豆乳を追加での投入しましょう。

そうしないと崩れたところから空気が入ってカビの原因になってしまいそう、な気がします。(なんせ初めてのことなので、予想しかありません)

気になる発酵期間ですが、レシピによっては2ヶ月と書いてあるものもあれば、6ヶ月と言う説もあり、結局のところ正解はよく分かりません(なんせ初めてなので、と言い訳2回目)

ただおそらくですが、麹の量がおからに対して倍量と多めなので、出来上がりはちょっと甘い味噌になるのではないかと思います。
豆対麹の量と比べてみたら、通常の白味噌を仕込むときの量だと思うんですよね。

そして、白味噌は麹が多いので、発酵が早く、前に白みそを作った時、私は1ヵ月後にたべました!
おいしかったですよ!

なので、2ヶ月たてば、多分食べられる、はず。

ただ発酵が進むとよりうまみの強いお味噌になりますので、カビには充分気をつけて長期間熟成させるのも全然ありだと思います。

さて今回仕込んだ初めてのおからみそ、どんな仕上がりになるのか、楽しみです〜。

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花咲実る通信

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