古民家再生への道のり④〜壁塗り、がはじまらない

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壁塗りに必要な一通りの道具を借り受け買い揃え、とうとう壁塗り!と思いきや。

実際に壁を塗り始めるまでが、なかなか長いです。

まず1番初めに家具の運び出しの時だけでは取りきれなかったほこりを払い落としていきます。

このほこりがなかなか取れない。室内用のほうきで何度も何度も払い落としましたが、取れずに悪戦苦闘していたところ、リフォームに来てくれていた友人がこれを使うといいよ、と毛足の密な衣類用のブラシの特大版みたいなものを貸してくれました。

すると、びっくり。
ほうきで、あんなに苦戦していたほこりたちが面白いように取れていきました。やっぱり道具は適材適所だなと改めて思い知った次第です。

人間もやはり適材適所。
自分の才能を活かせるところで働くのが1番だな、なんて改めて思いました。

さて、適材適所のブラシのおかげで、スピードアップしたとはいえ、ほうきで悪戦苦闘していた時間を含めて数時間ほどかかったその作業が終わると、今度は壁以外の養生に入ります。

養生といっても、体をいたわる方の養生ではもちろんありません。

漆喰を塗り付ける壁以外の場所、柱、桟、床、柱、桟ふすまなどを汚さないため、マスキングテープやビニールの養生シートを使って保護していく作業です。

今回壁塗りのタイミングで畳をはずし床板の状態も確認していたので、床に関してはあまり細かく養生はしませんでしたが、それでも柱や桟の1本1本にの全てにマスキングテープを施していく作業、(しかも壁から2ミリはなす)思った以上にに手間がかかり、二人でやってもなかなか終わらないし、ぜったい余ると思っていた18メートルのマスキングテープ5本パックが、なくなってしまう事態に。

そう、そうなんです。
なんとなく思ってたんですけど、この家。
天井が、高い。
私は身長が170センチあるのですが、たいていのお家は、手を伸ばしてちょっとジャンプすると天井に手が届きそうな感じがあるのに、全然手が届かない。
天井が高いということはその分柱も長い。
ということで、マスキングテープもその分いっぱいいるのは当たり前。

壁に飾り窓があったりもして、余計にまたカバー必要。

ほんま!おわらへーん!

使い終わったテープの芯が床にいくつもころがり、テープをちぎり続けた指先が固く感じられるころ。

明けない夜がないように、春が来ない冬がないように、ようやく、作業に終わりがやってきました!

そう!無事に養生が終わり、とうとう壁塗り作業にはいります。まだ下塗りだけど笑

が、またこれは次回に。

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