これから古民家を使わせていただくことになったタイミングで、私が以前週末田舎暮らしをしていた時に住んでいたシェアハウス、里山ベース・ハナビが、近隣の古民家を使い、古民家再生DIYワークショップをするとの事。
これは行かない手はない!と思い参加してきました
今後、子育て世代に移り住んで来てもらいたい、と、シェアハウスの近くの古民家を譲り受け、とりあえず、水回りだけでも改装しておいて、田舎での生活をイメージしてもらえるようにしたい、とのこと。
再生の第一歩、解体のお手伝いをしながら、現場を体験できると言うワークショップでした。
最初に解体について、簡単な注意事項の説明がありました
解体時に多量に出てくる、廃棄物。
これらをきちんと分別するかしないかで、処理費用が大幅に変わってくるということ。
そのため、壊すときには、その部分の素材を見極め、ゴミが混ざらないように考えながら壊していく必要があるよ、とか。
そのためにはいきなり壊すのではなく、全体の構造を把握して、どこに何がありそうか、とかを考えながら壊す必要があるよ、とか。
壊す場所を考えながら、壊していかないと、自分の足場がなくなったりしてしまうよ、とか。
どれも言われてみればそうだよなぁと言う内容でした。
さて、本日解体するのは、お風呂とトイレとその間にある物置。
私が主に担当させてもらったのはトイレでした。
はつり機という衝撃波を与えて、タイルやセメント、コンクリートを砕く機械を持ち、ドコドコ壊していきます。
最初にその機械を「使いましょう!」と言われた時は、正直恐ろしかったです。
が、きちんとセッティングさえしてもらえば、全く難しくはなく、ただ少し体重をかけながらおしつけていくと、硬いタイルとセメントでできた床もどんどん割れていき、最終的に床を落としました。
正直、めちゃめちゃ楽しかったです、
ビフォー
アフター
トイレ内にあった仕切りの壁も漆喰や、タイルをはがし、間にあった柱を抜いたり、と様々な作業をさせて貰いました。
みんなで粉塵にまみれて、グレーヘアになりながらの重労働ではありましたが、どんなテーマパークに行っても体験できない、床を割って落とす、という作業は、きっと一生思い出に残ると思います。
便器や洗面台などをハンマーで細かく割る、なんてことも、なかなか他ではできない貴重な体験でした。
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